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2011年07月28日

『あたらしいヘーゲル』1章


「あたらしいヘーゲル」

<1章>

1.1 難解になる理由

・難解?
ドイツ語では簡単
日本語では…。
・西洋崇拝
啓蒙派知識人、官学アカデミズム、etc
崇拝=高いもの…、ありがたいという心理
わかりにくさ
・ほかの哲学と比べても
・わかりにくい=権威あるもの
・学問とのかかわり
学問 身近に引き寄せ、理解と分析
崇拝と相容れない?
学問の弁証法・・・日本では成り立ちにくい
学問以上に社会的地位が重要であった

1.2 難解な哲学用語

・西洋の思想を日本語に
訳語
・見られない用語は一向に減らない

1.3 異物感

・近代ヨーロッパ
難問を解く わかりやすく解説する
ex.デカルト フランス語でエッセイ風(方法序説=方法の話)
・近代西洋哲学
キリスト教からの解放
権威から脱したところから模索
ことば 多くの人に共有
※異文化圏の場合には難しい
・ヘーゲル
難しくはない
異物感がある、異物感=ヘーゲルの難しさ
日本文化と西洋文化の落差

1.4 ひまわりの弁証法
・弁証法
・アウフヘーべン 
捨てつつ持ち上げるという意味。
訳語・止揚のしようが躊躇われる
ドイツ語では捨てる、の意味
・ヘーゲル
立ち向かい世界=弁証法的な構造
・ヒマワリの有機体の生命過程
種→否定されて芽、芽が否定されて茎や葉、これが否定されて花、花が否定されて種、もとに戻る
・否定とまとまり
A→Bの変化:Aが否定されてB A/Bの間に対立
再びAに戻ってくる まとまり(総体感)

1.5 社会の弁証法

・ヘーゲルの自然観
自然界:弁証法の展開が不十分
十全に行われるのは人間界
・人間界での弁証法
個人がぶつかり合う社会 
生命の弁証法よりも複雑

・ヘーゲルの生活実感
・生活実態とヘーゲルの社会像との違い

(1)私たちの社会・・・自分が人に合わせ、人が自分に合わせる→社会関係の形成
和・・・人と人とが会うところ
和を乱さないことが重視される

ヘーゲルの弁証法で言うと否定よりも総体性に力点=まとまりをもつことに社会の本質
正-反-合でみると社会全体の動きが合になることに

(2)ヘーゲルの弁証法
否定の力が強調されないといけない
個と共同体が徹底対立し矛盾

(3)結論
ヘーゲルの生活実態・・・私たちの生活実態とは全く違う次元

1.6 自立した個人と共同体

・自立した個人
対内面:自分の思考と存在を確信
対社会:人権の主張

社会生活 他人に対しても存在や価値を貫くことを求める
・自立した個
容易に和やまとまりの形成が困難
対外・・・警戒や抵抗
歴史的には王権や神に対抗する形で個

・ヘーゲルのイメージする個
以上のような個
互いの自己主張のぶつかり合い 混沌の世界=原イメージ

・原イメージを肯定できるか
青年ヘーゲルのわだかまり
古代ギリシアへのあこがれ:芸術・宗教・哲学、都市国家(個と共同体との調和)がそれらを生むきっかけになった

・古代都市国家
個として生きる・・・共同体精神を体現する
※ドイツ社会への不信と不満・・・
当時のドイツ:個々人、宗教界、政治組織、職能団体がそれぞれの利害に基づく自己主張のみ
古代ギリシア:個々人・・・共同体のしきたり規範・通念を受け入れる、共同体も個々人を受け入れる

・腐敗や堕落
歴史の流れとして受け入れる
個と共同体の美しい統一→対立する近代社会社会へという展望
近代社会=腐敗と堕落ではなくギを超えてそれを一歩超えたものとする

統一を壊したもの・・・個人の自由と自立(近代的原理)
歴史の展開:古代ギ→ローマ、中世、近世、近代ととらえる

・個人の自由と自立(近代的原理)
共同体社会に対する否定の力 
個を単位とする社会=否定、矛盾、対立を原炉とする社会

・社会の弁証法
上記のような社会をよしとして個人がそう生きることを社会の原イメージとする社会感

1.7 対話の流儀の違い

・対立や矛盾=近代社会の原理
私たちの生活実感との違い
私たち・・・全会一致がめでたいという社会心性=美意識
ヘーゲル・・全会一致=例外・奇現象
・社会の成り立ちの違い
日本と西洋の近代化の違い

・対話と弁証法
・日本
何らかの一致点、親しみ、自然に終わる
・西洋
対立・緊張・意見の相違
どちらがよいか


参考文献:長谷川宏[1997]:『あたらしいヘーゲル』1章
posted by MAK at 22:49| 西洋哲学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

2011/6/3 講義


・違法性

1.違法性

(1)規範違法性
(ア)概要
刑法の役割 社会・倫理
違法の実質 倫理、社会秩序に反する

(イ)学説
(a)規範説・文化規範
(b) 社会相当性

aだと法で道徳を決めることになる
利益侵害説を踏まえて、日本ではbが展開される

(ウ)主張
・意図、動機、行為容態も考慮する
・違法、模範違反の法益侵害

(エ)批判
・トートロジー
・法と倫理の混同


(2)利益侵害説
(ア)概要
刑法の役割 法益保護
違法の実質 法益の侵害、危険

(イ)学説
(a)権利侵害説
(b)法益侵害説

aだと狭すぎるので拡張されてbに

(ウ)主張
・意図、動機は違法要素ではない、行為容態は法益侵害の面で考慮
・保全法益が侵害された法益よりも大きなときに違法となる
→cf.正当防衛

(エ)批判
違法は法益侵害に限らない、法益侵害すべてが違法になるわけではない。

→ウで反論

2.主観的違法論と客観的違法論
「規範は、これを理解する者にのみ向けられるか」
→肯定:主観的違法論

(1)主観的違法論
・考え方 命令説(法規範=人の意思に対する命令・規範)

・違法判断の対象 責任能力者の行為
命令規範の意味を理解し、それにより意思決定する理解のあるものにのみ意味を有する

・違法と責任の区別 否定
責任があって初めて違法がある

・主観的違法要素 肯定
行為に違法性を与えるor違法性を強める要素

(2)伝統的な客観的違法論
・考え方 客観的な評価規範としての法規範に違反することが違法
客観的な生活秩序としての法規範に矛盾すること=違法
・違法判断の対象 人の行為、物的なもの(自然現象、動物の行為)
・違法と責任の区別 あり
違法:評価規範
責任:意思決定規範違反
※「客観的違法論」の「客観」性とは、違法の判断対象の客観

(3)修正された客観的違法論
・考え方 (2)に対して、人の行為のみを法規範の対象とする
客観的な生活秩序としての法規範に矛盾すること=違法
・違法判断の対象 当為の判断+可能の判断
・違法と責任の区別 あり
違法:抽象的一般人
責任:具体的行為者
※「客観的違法論」の「客観」性とは、違法の判断対象の客観性ではなく判断基準の客観性

(4)曽根説
・p83より
犯罪の認定を厳密かつ正確に行う
→犯罪概念は相互に独立した多くの要素に分解されることが望ましい
→違法と責任も同様
→違法性判断:外部的、客観的
→責任:内部的、主観的
→違法性は責任より独立し、また先行する者
→法規範が命令禁止機能・意思決定規範として存在するとしても、どのような状態が法の立場から見て望ましく、どのような状態が望ましくないのかあらかじめ評価が必要
→法は評価規範として機能し、決定規範として機能する
→決定規範としてのみとらえる(1)は妥当ではない。

(5)目的犯
ex.通貨偽造罪(148)

通説:「行使の目的」=主観的違法要要素
曽根説:客観的構成要件=偽貨が行使される可能性のある偽造として客観的違法要素のみで違法性が生じる

通説の構造

主観:故意+行為の目的
客観:偽造+(通貨の行使)

→曽根説:「偽造+(通貨の行使)」により行使の目的と相まって違法性が生じる
→「行使の目的が客観化され行使される可能性のある偽造通貨として外部に発現」
→法益侵害の危険性が生じる

(6)未遂犯

通説:未遂犯の故意も主観的違法要素
曽根:行為それ自体にあるのではなく、法益侵害の具体危険の発生に違法性の実態がある→客観的事実によってのみ違法の実質の形成

通説の構造
 
主観:殺人の故意
客観:殺人行為+(殺害結果)
※( )内は未実現。そのため主観的要素が客観的要素を超えている

曽根説

主観:殺人の故意
客観:殺害結果の危険性のある行為
posted by MAK at 00:14| 刑法総論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

2011/5/31 講義

2011/5/31

因果関係

(1)条件説
(2)原因説
(3)相当因果説

1.(1)条件説

(ア)概要
・平等原因説
・すべての条件→原因力

(イ)問題点
・範囲が広がりすぎる
ex1.出産→誕生→・・・→殺人
※(1)からも(予見可能性はないから)故意・過失は認められない
※しかし、因果関係における客観的限定を認めず責任により限定…主観主義犯罪論に傾斜の可能性
ex2.結果的加重犯
ex3.殺意を持って切りつけ→病院に運ばれる→火災で死亡
(1)⇒因果関係はあり、故意の阻却

2.因果関係の中断

不当に広くなるのを防止する
(1)からはあり得ない

3.(2)原因説

(ア)概要
観察方法・・・個々に観察する
優先条件説、最有力説、最終条件説
(イ)批判
・自然科学的規範の社会科学への導入
・規範の選び方

3.(3)相当因果説

(ア)概要
観察方法・・・一般に観察する(一般観察説)

(@)行為→結果との間に条件関係がある
(A)行為から結果が発生するのが相当
(B)上記を満たせば刑法上の因果関係

優先条件説、最有力説、最終条件説

(イ)批判
・相当性の判断
・判断の規定に何をおくか不明
(→実際、主観・客観・折衷説がある)

(ウ)相当性

・相当性の判断
高度な蓋然性までは不要…偶然な結果・異常な因果経過を排除するのが目的
・判断の構造
(@)行為 
(A)因果経過
に相当性があるかを判定。介在事情がない場合には(@)のみ。

(@)結果に対する危険性の判断
(A)行為の危険性→適切な因果経過→結果、となっているか

(エ)判断規定 行為

(a) 主観的相当因果性説
(b) 折衷的相当因果性説
(c) 客観的相当因果性説

(a)・・・行為者を基準。
(批判) (@)主観的帰責=責任の問題(A)因果性の範囲が狭くなる

(b)・・・一般人が認識しえたもの+行為者が特に認識しえた事情
 
(批判) (@)行為者の認識如何で結果が左右される
ex.共犯
X・Y→A(血友病)、Xのみ知っていた場合
X:因果関係あり
Y:因果関係なし

(c)・・・裁判時、客観的事後予測
(批判) 適用上「条件説」と同じになる
(反論) 画定した判断規定に基づき実行行為-結果との間に相当性の判断を行う(条件関係に絞りをかける)→条件説と異なる

(オ)介在事情 

・介在事情の予見性の有無
有・・・これを判断規定において相当性判断→因果関係の相当性は肯定
無・・・判断規定から外して相当性の判断→介在事情の寄与度が小さい場合には相当性が肯定、大きい場合には否定

ex.
・行為の危険性が小さいが介在事情が当該行為により誘発・・・因果性あり (裁決H15.7.16)
・行為の危険性が大きいが介在事情の予見可能性が大きいケース(医者の治療が重大・経験則上予見不可能など)・・・因果性なし

(カ)客観的帰属論
・概要
(@)因果関係論 条件説
(A)帰責限定 客観的帰属論
 
危険の創出→危険の実現→結果の客観的帰属を肯定
ex.殺意を持って切りつける→病院の火災で死亡…危険の創出あり、危険の実現なし=結果は行為に客観的に帰属していない



<参考文献>
曽根[2008]
posted by MAK at 17:32| 刑法総論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月28日

シラバス@神戸大学理学部




線形代数学1 曜日・時限 木1
主担当教員 山田 泰彦 単位数 2

担当教員一覧

詳細情報
■授業のテーマと到達目標
数学 C 既習得者が学ぶ線形代数学の講義である。
数学 C で学んだ2次正方行列が平面での変換を表していることを考察した後、
一般の行列を導入してその演算を学ぶ。行列の基本変形を用いて掃き出し法を考察することにより、連立1次方程式の解法を習得する。また、その応用として、逆行列の計算法を習得する。つぎに、線形代数での重要概念である線形独立性と線形従属性を学び、さらに部分空間とその基底・次元を考察する。最後に、ベクトルの内積を任意次元のベクトルに対して定義して、直交化法などを学ぶ。この授業に続いて「線形代数学2」では、線形代数のさらに進んだ事項を学ぶことができる。
■授業の概要と計画
1. 平面の1次変換と2次正方行列  2. 一般の行列とベクトルおよびそれらの演算
 3. 連立1次方程式の掃き出し法による解法 4. 線形独立性と線形従属性 5. 内積
■成績評価と基準
平常点(2割)と期末試験(8割)により総合的に評価します。
■履修上の注意(関連科目情報等を含む)

■学生へのメッセージ
数学の学習支援室を開設します。日時は掲示を見て下さい。
■教科書
教科書一覧は、数学教育部会のページにあります。

線形代数学入門B,E,MH,D 環境, 三宅敏恒線形代数学–初歩から培風館
C,S 生地ジョルダン標準形へ
線形代数学1,2 W,D 環境, 三宅敏恒線形代数学–初歩から培風館
S 化生地,A,E,B ジョルダン標準形へ
線形代数学1,2 T 長谷川浩司線型代数日本評論社
線形代数学1,2 S 数物長谷川浩司線型代数日本評論社
微分積分学入門B,E,MH,S 生地桑村雅隆微分積分入門裳華房
微分積分学入門A 林・岩下・浦上・微分積分学序論学術図書
今田・佐藤
微分積分学1,2 W,D 環境, 林・岩下・浦上・微分積分学序論学術図書
S 化生地,A,E,B 今田・佐藤
微分積分学1,2 T,MM 吹田・新保理工系の微分積分学学術図書
微分積分学1,2 S 数物南・笠原・明解微分積分数学
 http://wwwmain.h.kobe-u.ac.jp/~suugaku/index.html



開講科目名 線形代数学III 曜日・時限 火1
主担当教員 吉岡 康太 単位数 2

担当教員一覧

詳細情報
■授業のテーマと到達目標
線形代数学 I,II に引き続き「線形性」に関する数学を講義する. 1 年に学んだベクトル空間・線形写像・階数・固有値・固有ベクトル等の概念を簡単に復習しつつ, 対角化の一般化であるジョルダン標準形について解説する. 計算と理論の両方をバランスよく身につけることを達成目標とする.
■授業の概要と計画
1. ベクトル空間・線形写像・固有値・固有ベクトル
2. 行列の最小多項式, 一般固有空間
3. ジョルダン標準形, 単因子
4. 応用 (行列の冪, 指数関数, 常微分方程式)
■成績評価と基準
基本的に期末試験を評価の基準とするが, 平常のレポート等も加味する.
■履修上の注意(関連科目情報等を含む)
先行科目: 線形代数学 I, II .
1 年で抽象的な概念もいろいろ学んだはずであるが, この講義では それらの復習もしながら進めるので,ぜひ理解してほしい.
■学生へのメッセージ
講義中もそれ以外も質問歓迎です.
■教科書
長谷川浩司著, 線型代数, 日本評論社.
■参考書・参考資料等
1. 金子晃著, 線形代数講義, サイエンス社.
2. 齋藤正彦著, 線形代数学入門, 東京大学出版会.
3. 杉浦光夫著, Jordan 標準形と単因子論, 岩波講座基礎数学.



開講科目名 確率論I 曜日・時限 水2
主担当教員 樋口 保成 単位数 2

担当教員一覧

詳細情報
■授業のテーマと到達目標
現代の確率論はランダムな現象を測度論の手法を用いて定式化し解析するものである.本講義では,測度論の基礎を適宜復習しながら確率論の基礎的な概念を導入し,大数の法則および中心極限定理について解説する.到達目標は学生が確率変数とその分布の概念を理解し、正規確率変数やポアソン確率変数などよく知られた確率変数の分布や平均、分散を計算できるようになることである.
■授業の概要と計画
以下の項目について解説する.

1.確率空間
2.確率変数とその分布
3.期待値
4.確率変数列の収束概念
5.独立性
6.ボレル・カンテリの補題
7.大数の法則
8.中心極限定理

時間が許せば,0?1法則,小数の法則,重複対数の法則,逆正弦法則,大偏差原理,などについても触れたい.
■成績評価と基準
レポート及び試験の成績を総合的に評価する.
■履修上の注意(関連科目情報等を含む)
関連科目は解析学VI・同演習.後行科目は確率論II.
■学生へのメッセージ
確率論の基本的な考え方をゆっくり深くまで考えて欲しい.
■教科書

■参考書・参考資料等
西尾真喜子著,確率論,実教出版.
Rozanov著,Probability Theory: A Concise Course,Dover Publ.



開講科目名 確率論II 曜日・時限 木1
主担当教員 福山 克司 単位数 2

担当教員一覧

詳細情報
■授業のテーマと到達目標
確率過程について基本的な事項を講義する. 到達目標は, 条件付き期待値の扱いができるようになることと, 確率過程の概念を理解すること.
■授業の概要と計画
確率過程

指数分布とポアソン分布

ポアソン過程

複合ポアソン過程
■成績評価と基準
レポートによる.
■履修上の注意(関連科目情報等を含む)
先行科目:確率論I、解析学VI,解析学VII
■学生へのメッセージ
積極的に授業に参加されることを希望します
■教科書

■参考書・参考資料等
1. 西尾真喜子著, 確率論, 実教出版,
2. D. Williams 著, Probability with martingales



■授業のテーマと到達目標
主に3次元ユークリッド空間におけるベクトル解析について理論と計算を学ぶ. 曲線座標系の計算も扱う.
■授業の概要と計画
1. ベクトル場と微分演算
2. 線積分・面積分
3. ガウス・ストークスの定理
4. ポアンカレの補題
5. 曲線座標系
■成績評価と基準
基本的に期末試験により評価するが, 平常点(レポート等)も3割程度加味する.
■履修上の注意(関連科目情報等を含む)
先行科目: 微分積分学1,2, 線形代数学1,2
■学生へのメッセージ
講義中もそれ以外も質問歓迎です.
■教科書
指定なし.
■参考書・参考資料等
1. 高木貞治著, 解析概論, 岩波書店.
2. スピバック著, 多変数解析学, 東京図書.
3. 西野友年著, ゼロから学ぶベクトル解析, 講談社.
ベクトル解析に関する本は多様です. いろいろ当たって好みの本を見つけて下さい.



開講科目名 解析学IV 曜日・時限 月4
主担当教員 太田 泰広 単位数 2

担当教員一覧

詳細情報
■授業のテーマと到達目標
解析学IV--VIIIにおいて, 数学科の学生を対象として, 解析学の基本全般が講義される. 解析学IVはその出発点である. 解析学の理論的基礎は, 実数の完備性あるいはそれと同値な実数の諸性質にある. このことを明確に認識してもらうため, 基礎解析Iですでに一度は学んでいる実数の性質や極限の概念の復習から始め, 解析学の基本的な諸概念を学びつつ1変数及び多変数の微分積分学を理論的に再構成する.
■授業の概要と計画
講義は概ね下記のテキストに基づいて行い,3章の内容まで扱う.4章以降の内容は解析学Vの講義で扱われるであろう.
1. ユークリッド空間の上の関数
2. 微分
3. 積分
4. 鎖体上の積分
5. 多様体上の積分
■成績評価と基準
定期試験等によって評価する.
■履修上の注意(関連科目情報等を含む)
先行科目は基礎解析I, II, 解析学序論I, II.後行科目は解析学V, VI・同演習, VII, VIII, 関数論・同演習.
■学生へのメッセージ

■教科書
スピヴァック多変数の解析学・古典理論への現代的アプローチ,東京図書.(講義は概ねテキストに沿って行われるが,テキストを購入する必要は必ずしもない
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2011年03月23日

日本史テーマ別整理建築・絵画・彫刻



1. 建築史





<飛鳥文化>

・氏寺 飛鳥寺、法隆寺、神護寺(和気氏)、広隆寺(秦氏)、興福寺(藤原氏) 



<白鳳期>

・大官大寺

・薬師寺東棟、東院堂の聖観音像

・興福寺(仏頭=彫刻、旧山田寺)

・法隆寺 夢違観音



<天平期以前>

・金剛像、木像



<天平期>

・東大寺の正倉院 校倉造

・乾漆像 東大寺法華堂・不空羂索観音像、鑑真和上像

・塑像 日光菩薩像・月光菩薩像、法華堂執金剛神像

・三戒壇 東大寺、筑紫観世音寺(玄ボウ=日篇に方)、下野薬師寺(道鏡)

・唐招提寺

・薬施院(光明皇后)



<弘仁・貞観>

・一木造 密教の彫刻



<国風文化>

・寄木造(仏教彫刻) 定朝が完成

ex.平等院鳳凰堂阿弥陀如来像

・寝殿造  上級貴族の住宅



<院政期>

・中尊寺金色堂

・白水の阿弥陀堂(福島)

・富貴寺の大堂(国東半島)



<鎌倉時代>

・平重衡 東大寺、興福寺の復興

・東大寺南大門 大仏様

・円覚寺舎利殿 禅宗様

・折衷様 和洋+α

・和洋 石山寺多宝塔、三十三間堂=蓮華王院本堂





<室町時代>

・北山文化 寝殿造・禅宗様

・東山文化 書院造・禅宗様



<江戸時代>

・日光東照宮 権現造

・桂離宮 数寄屋造



2. 絵画、彫刻





<飛鳥文化>

・法隆寺金堂、五重塔

・法隆寺金堂釈迦三尊像(止利仏師)

・法隆寺夢殿の救世観音像・百済観音像

・法隆寺の玉虫厨子須弥座絵

・中宮寺の半跏思惟像

・中宮寺の天寿国繍帳

・広隆寺の半跏思惟像





<白鳳期>

・法隆寺金色壁画

・高松塚古墳の壁画



<天平>

・正倉院・鳥毛立女屏風

・薬師寺の吉祥天像



<国風文化>

・大和絵 巨勢金岡

・蒔絵 漆・工芸



<院政期>

・絵巻物(院政期より) 大和絵に物語をつける

源氏物語絵巻、伴大納言絵巻

・装飾経 扇面古写経



<鎌倉時代>

・似絵(武士など俗人) 源頼朝像(神護寺、藤原隆信)

・頂相(禅僧)

・絵巻物(院政期より) 大和絵に物語をつける



<室町時代>

・水墨画

・大和絵



<安土桃山時代>

・障壁画



<江戸時代初期>

・狩野探幽 幕府の御用絵師

・土佐派 土佐光起

・俵屋宗達 風神雷神図屏風絵

・赤絵 境田柿右衛門



<元禄期>

・土佐派 幕府

・住吉派 幕府

住吉如慶・具慶

・琳派 尾形光琳

・浮世絵 日常

菱川師宣

・色絵 野々村仁清



・写生画 円山応挙、(四条派)呉春=松村月渓



<天明期>

・池大雅

・与謝蕪村

・谷文ちょう(日の下が兆)



<化政文化>

・風俗画 菱川師宣

・錦絵 鈴木晴信

・相撲絵、役者絵、大首絵 東洲斎写楽

・美人画 喜多川歌麿 

・風景画 葛飾北斎、歌川広重

・銅版画 司馬江漢、亜欧堂田善



<明治時代>

・日本画 フェノロサ、岡倉天心、狩芳崖、橋本雅邦、菱田春草

・西洋画 浅井忠(脂派)・黒田清輝(外光派)、青木繁(ロマン的)



3.文学



<明治時代>

M0-10頃

・戯作文学

M10頃

・政治小説

M20頃

・写実主義

1894頃

・ロマン主義

1905頃

・自然主義

明治末

・反自然主義



<大正時代>

・人道主義 白樺派(学習院)

・新現実主義 新思潮派(UT)

・新感覚派 雑誌『文芸時代』1925頃

・大衆文学 

・プロレタリア



4.教育史



<弘仁・貞観時代>

・大学別曹


延暦年間(=782〜806年) 弘文院 - 和気広世によって延暦年間に創建。公認されたかどうかは不明


821年 勧学院 - 藤原氏によって創建され、貞観14年(872年)以前に公認。藤原氏の施設


847年 学館院 - 橘嘉智子・氏公、康保元年(964年)に公認。橘氏の施設


881年 奨学院 - 在原行平により創建され、昌泰3年(900年)に公認。王氏の施設





・綜芸種智院(空海)





<室町時代・戦国期>

・地方寺院 庭訓従来、貞永式目などを教科書として用いる



<安土桃山時代>

・セミナリヨ



<化政文化>

・昌平坂学問所 寛政異学の禁

・藩学(大凡、年代順)

1641年 花畑教場 岡山・池田光政

1719年 明倫館 萩・毛利吉元

1755年 時習館 熊本・細川重賢

1773年 造土館 鹿児島・島津重豪

1776or1697年 興譲館 米沢・上杉治憲

1789年 明徳館 秋田・佐竹義和

・私学(大凡、年代順)

634年 藤樹書院・中江藤樹

1824年 鳴滝塾・シーボルト

1830年 洗心洞・大塩平八郎

1838年 適塾・緒方洪庵

1842年 松下村塾・吉田松陰



<明治時代>

・制度の整備

1871年 文部省設置

1882年 学制公布(フランス式 皆学)

1877年 UT設立

1879年 教育令

1886年 学校令(森有礼)

1890年 教育勅語(忠君愛国)

1891年 内村鑑三不敬事件

1903年 国定教科書

1907年 義務教育6年





【参考文献】



・山川の教科書

・石川日本史5

・WPJA(「大学別曹」2011/03/22閲覧)
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2011年03月22日

鎌倉時代





















































浄土宗浄土真宗
1.法然1.親鸞
2.「選択本願念仏集」2.
3.専修念仏3.悪人正機
4.土佐・讃岐に流刑4.佐渡に流刑
5.知恩院5.本願寺
6.公家、上流武士6.武士、農民、関東北陸近畿
7.7.室町時代:本願寺派=一向宗
8.8.室町時代:蓮如(8代)・吉崎道場(御文)
9.9.安土桃山時代:顕如vs信長














































時宗(浄土教系)日蓮宗
1.一遍1.日蓮
2.2.立正安国論
3.念仏札3.題目唱和、他宗の排斥
4.4.伊豆、佐渡に流刑
5.都市・武士の下層5.下流武士
6.6.久遠寺
7.室町時代 阿弥文化7.室町時代、日親・法華一揆








































臨済宗曹洞宗
1.栄西1.道元
2.興前護国論2.正法眼蔵
3.坐禅3.只管打坐
4.上級武士4.地方武士(北陸・中部)
5.建仁寺5.永平寺
6.室町時代:五山十刹の制度(義満)・五山文学・夢窓疎石6.

posted by MAK at 18:52| 日本史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

平安時代












































最澄空海
1.天台宗1.真言宗
2.「山家学生式」「顕戒論」2.「三教指帰」「十住心論」「風信帖」
3.比叡山延暦寺3.高野山金剛峰寺
4.台密4.東密
5.法華経5.大日経
6.6.三筆(+嵯峨天皇、橘逸勢)
7.7.備考:三蹟:小野道風、藤原佐理、藤原行成
8.円仁:山門派・延暦寺、円珍:寺門派・園城寺(ともに国風文化期)8.

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2011年03月08日

19世紀以後


19世紀以後

<フロイト>
・エス 無意識の中にある本能的衝動、リビドー(性的衝動)が源泉
・スーパーエゴ 道徳的良心:行動を抑制する
・エゴ エスとスーパーエゴを調整、社会に適応


ex.自我は快楽を求めるエスの要求を現実に適応させ、同時に良心としての超自我の命令にも応じようとする(センター試験:倫理)
ex.ノイローゼの原因:心の深層として無意識の中に抑圧された性的欲求などの衝動(センター試験:倫理)


<サルトル>
・「文学とは何か」
無神論的実存主義
自由と状況、芸術と参加などの問題を考察
・人間的現実を見詰める、社会的参加の中で自由を追求
・無神論・・・自己の事実存在→自己の可能性を主体的かつ自由に投企していく以外に道はない
・マルクス主義=現代における唯一の哲学
その硬化を防ぐのが実存主義

<レヴィストロース>
・「野生の思考」
西欧の進歩史観、理性中心の見方に批判
・未開社会の親族組織、神話研究に構造論的分析を導入
未開人の実践的知識における論理性を示す、「野生の思考」が人類に普遍的な知的操作
(cf.科学的思考)
・文化を無意識のシステムと捉える・・・理性主義、実存主義と対立
・影響 (ソシュール→プラハ学派→)構造言語論、情報理論の示唆

<フーコー>
・「言葉と物」
理性や主体を認識論的台座を問う形で検討、普遍化された人間という概念を批判
新たな権力論(医療、監獄、規律化etc)
・「知の考古学」「臨床医学の誕生」
・フランス、構造主義者
・レヴィストロースの影響(理性的人間を中心におく近代文明の批判)

<テニエス>
・ドイツ
・人間の意志 本質意思と選択意思
・社会 ゲマイシャフトとゲゼルシャフト 
ゲマイシャフト:共同社会 ex.家族、友人
ゲゼルシャフト:利益社会 ex.企業、大都市 

<ハーバーマス>
・フランクフルト学派第二世代
・自由な討論の場としての民主的な公共圏の成立過程
→巨大な政治、経済システム
→公共件が形式化している
→克服:対話、コミュニケーション

<ロマンロラン>
・絶対平和主義
→反ファシズム運動、レジスタンス運動
・闘うヒューマニズム
人間性に誠実である=社会の虚偽、暴力と闘う

<ベルグソン>
・後者を重視
閉じた道徳 自分の集団に向けられた道徳
開いた道徳 全ての人間を分け隔てなく愛する

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参考文献
・センター試験過去問題
・国一過去問題
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2011年02月27日

国有企業民営化の手法



=ロシア=

-自然自発的に進む

-ペレストロイカの時期 法的な整備が進む

1986年 個人労働活動法

1987年 合弁企業法・国有企業法

1988年 協同組合法 (コーペラチフ)

1990年 私有法



-ペレストロイカの時期の特徴

--ガスクルム、ルークオイルなど新財閥 商業銀行・民間企業

--資産は私有化 私有企業の活動が広がる

--合弁企業やコーペラチフ 公的資産を私有化の受け皿になる(企業の国離れ)

--国家機関自身も営利化・国家離れ

--ソ連崩壊以前に私企業が形成される



*民営化の構図

-上からの民営化

--政治、官僚が主導

--国家の意思決定に依存する

-機関

--国家資産管理委員会の設置、民営化プログラムの策定、民営化の発議・審査・承認

--国家連邦資産基金 株主(20%以内)

--証券市場委員会 投資基金や証券取引など新しい経済主体

-民営化の手法

--小企業 競売、公募入札、買取権賃貸(「小民営化」)、93年末までで2/3以上が民営化、地域間・都市農村間での格差あり

--中企業、大企業 株式会社化後に株式を競売、入札などで所有権を移す(「大民営化」)

-民営化

--国家の影響力:維持される(株式会社化=国有・公有への転換)

--金融危機の後、過半数を所有するケース

--95年末 民営化>国有



*大衆民営化時代(92年8月〜94年6月)

-92年発行の民営化小切手(無償で国有資産を譲渡する証券、額面1万ルーブル)により民営化がすすむ

--国内資金が不足する場合に資金を創出、民衆の支持を得る

--民営化小切手:株式と直接交換、投資資金の持分との交換、市場での売却

-民営化小切手の問題点

--国有資産売却収入の制約

--無償のため経営のインセンティブがない

--外資の参入障壁

-企業内部での申し込みによる譲渡

--労働者の特権

--経営者とのパートナー化

--インサイダーを強める(リストラが先送り)

-地方政府の自立

--全域で一律、ではなく地方政府と連邦政府の対立

--モスクワ市 民営化小切手の利用枠を広げる(労働者の優遇譲渡原則を徹底)

--逆に民営化小切手を軽視する州も多くある(政府収入につながらない) 93年3月〜8月に競売中止

-国家の影響力の温存

--主力産業、軍需産業、黄金株の保持など

-既存の経営者、官僚の力の温存=ノメンクラトゥーラ民営化



*貨幣民営化段階(94年〜)

-大衆民営化は94年6月に終わり。

-以後、有償売却による貨幣民営化

-95年8月 担保型民営化(政府への貸付資金への担保:連邦政府の所有する株を譲渡)

--背景:民営化による収益が小さいことへの政府の不満、国有企業の株の取得に対する銀行の関心

-手順

--企業の選定:銀行の要求(有力企業をリスト化)

--競売・・・政府への融資の見返りに株式保有、外資は制限

-結果

--巨大企業の株の売却(ロスネフチ、シダンゴなど)、少数の大企業への集中、低価での売却

--ロシア版の国有企業払い下げ、オルガルヒ(金融・企業集団)の形成

--民営化件数は減少しても政府の収益は上がる



=東欧諸国の民営化=

-バウチャー方式と有償売却方式に2分

-EU加盟の過程を通じて有償売却(とくに外資保有)が多くなる

-私的セクターのGDPに占める割合 80%(2001年、チェコ、エストニア、ハンガリー、スロヴァキア)、他も60%(ユーゴ南が40%)



=ハンガリー=

-1985年 企業法 国有企業に自立

-企業・・・自己の事業単位を株式会社、有限会社にする、管理部が持分会社

-入札有償売却を優先

-エストニアとともに公開売却の先頭

-アウトサイダー、95年以後は外資への売却



=ポーランド=

-資本民営化と清算(=売却、リース、合弁会社)による民営化

-清算=中小企業民営化の成功例、新しい従業員所有



=チェコ(スロバキア)=

-1992年、1995年

-投資民営化ファンド(IPF)に集中(国民が委託)、IPFが民営化企業の株式を購入

-IPF:銀行、投資ファンドにより保有される=民営化後も公的所有は再生

-- 国→銀行→投資ファンド→企業の垂直連鎖・国家の影響力の維持

-- 選択的補助金、企業への直接サポートが承認、リストラの先送り(低失業率)

- 金融危機→外部へ売却(ハンガリー型)



<参考文献>

溝端佐登史(2004):『ロシア・東欧経済論』第4章
posted by MAK at 14:24 | TrackBack(0) | EU経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月26日

東方拡大

(某wikiまとめサイトに投稿できるようにwiki用に編集しています。)



=名称について=

-東欧 :共産党時代(政治的な呼び名)

-中南欧:共産党後

--中欧 :共産党体制崩壊後〜

--東南欧 : バルカン諸国

-ヴィシェグラード諸国: チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキア



=東欧諸国のEU加盟=

-加盟前(共産党政権時代)

--コメコンの分業体制

-共産圏崩壊後の大まかな流れ

--転換不況、IMFの支援、EU加盟交渉、加盟

--マクロパフォーマンスでみると一時低迷し、EU加盟(交渉)を通じて改善に向かう(国別の違いあり)



=民営化=



=東欧諸国のEU加盟交渉=

-1992年 ヴィシェグラード諸国,CEFTA

--その後加盟国拡大

--99年に4カ国がEU加盟交渉(CEFTAの実効性が失われる)

-89年 イタリア、オーストリア、ハンガリー、旧ユーゴの政策協定

--92年 中欧イニシアティブ

--96年 加盟国拡大



=EU拡大=

-1973年 デンマーク、アイルランド、英国

-1981年 ギリシャ

-1986年 ポルトガル、スペイン

-1995年 オーストリア、フィンランド、スウェーデン

-2004年 第5次拡大 中東欧10カ国(合計25カ国)

-旧ソビエト連邦諸国3カ国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)、旧ソ連衛星国4カ国(チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア)、旧ユーゴスラビア構成国1 カ国(スロヴェニア)、および地中海に浮かぶ島国2カ国(キプロス、マルタ)

-2005年10月3日  トルコ、クロアチアと加盟交渉を開始

-2005年12月 マケドニア 加盟候補国に決定

-2007年1月 ブルガリア・ルーマニア加盟(合計27カ国)

(参考:http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/union/enlargement/



==東欧諸国のマクロ=

-GDP成長率

--2001年以後 EU15を上回る

-インフレ率

--03年に4%まで低下

-失業率

--依然高い

-賃金

--2000-2006で1.5倍(EU15は1.2倍)

-労働生産性

--スロベニア>スペイン、チェコ>ギリシア



=EUにとってのメリット=

-安い人件費

--ただし移動の完全自由化はされず

-市場の拡大

--成長率の工場 消費市場としての魅力



=具体的な産業=

-1. 自動車 75%増(2003年)

--旧東欧:ドイツに近い ロジスティック面での優位

--スロバキア:プジョー(フランスの4分の一の人件費)

--ポーランド:フィアット

--チェコ:トヨタ進出、フォルクスワーゲン

-2. 鉄鋼 一連の民営化の終了

-東欧 将来見通し→増加の兆し

-オランダ LNM 欧州最大(インドのミタル・スチール)

-ミタルスチールの生産

--ポーランド 500万トン

--チェコ 300万トン



<参考文献>

http://www.deljpn.ec.europa.eu/modules/union/enlargement/

・欧州経済(有斐閣)

posted by MAK at 02:00| EU経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする